突然ですが、老後に余裕のある生活を送るために一番効果的で手っ取り早い方法はどれでしょうか?
- 適度に節制して生活費を上げすぎない
- とにかくガムシャラに働いて稼ぎまくる
- ガンガン投資して運用益を増やす
どれも正解だとは思いますが、個人的には1番の『生活費を上げ過ぎない』というのが一番効果的だと感じています。
ということで、今回は生活費を上げなければ老後問題も解決できるということについて考えていきたいと思います。
生活費を上げすぎなければ老後問題も解消!?

生活費を上げなければ本当に老後は大丈夫なのかニャ?

出ていくお金が少なければ、
自然とお金は貯まりやすくなるからね。
今から生活コストを下げておくのが大切だよ!
老後は2000万円必要という話もニュースになり、老後に不安を抱える人は多いですよね。
実際、私も安心した老後が送れるかというと全然まだまだなんですが、少しでも余裕のある老後を送るために生活水準を上げすぎないように気を付けています。
まず、老後のお金なんですが、
収入が年金だけであると仮定すると、
年金から生活費を差し引いた金額が収支になります。
単純に考えれば、
「年金-生活費」を黒字にすることができれば老後も何も心配しなくてOKということになりますね。
これを達成するためには、毎月もらえる年金額を増やすか、月々の支出を減らすかのどちらかということになります。
では、年金を増やすのと生活費を抑えるのとではどちらが簡単なのかというところですが、
これは生活費を下げることの方がはるかに簡単です。
年金額を増やすためには、60歳以降も任意加入によって支払う保険料を増やすという方法を取ることができます。
あるいは、年金の受け取り時期を遅らせる繰り下げ受給という方法もあります。
たくさん保険料を納めて後からもらうか、もらう時期を遅くして毎月もらえる金額を増やすかという方法がとれるということですね。
どちらにしても負担がけっこう大きいですよね。
もらう金額を増やすためにかかる期間も長いです。
しかし、生活費を減らすのは今すぐにできますし、確実に効果を出すことができます。
だからこそ、老後の不安や問題を解消するためにも、月々の生活費を抑えていくのが有効なんです。
生活水準を上げないメリットとは?

生活費を上げないようにするって、
なんだかケチくさいニャ!

確かにねw
でも、それによって
『経済的自由』になれるとしたら?

ニャニャ!?!?
生活費を上げないようにするというとなんだかケチな感じがしてイヤだという人も多いかもしれません。
確かに、生活水準を下げるようで、なんだか辛そうなイメージがありますよね。
もちろん、精神的に辛くなるほど切り詰める必要はありませんが、だからといって贅沢な生活を続けているといつまでも経済的に自由にはなれません。
やっかいなのは、自分では気が付かいうちに小さな贅沢をしてしまっていることが多いことなんです。
例えば、ボーナスが入ったらすぐに使い切ってしまったりとか、
自分へのご褒美と称して毎日好きなものを好きなだけ食べていたりとか…
こういう日常を繰り返していると、知らないうちにドンドン支出が増えていってしまい、なかなかお金が貯まりません。
サラリーマンでも、新卒の時に比べてお給料が増えている人も多いと思いますが、だからといって新卒の時に比べて経済的自由に近づいているという人は多くないのではないかと思います。
これは、普段の生活の中で気が付かないうちに支出も増えてしまいがちなことが原因なんです。
だからこそ、生活の中で出ていくお金を抑えていくように意識して支出を減らしていくくらいの気持ちでいる方が、お金を手元に残すことができるようになります。
これができないと、副業に成功して収入がアップしたとしても、その分いつの間にかお金が飛んで行ってしまうので意味がなくなってしまうんです。
特に、経済的自由な状態になりたいのであれば支出を抑えることは非常に重要になります。
経済的自由な状態とは?
ここでいう経済的自由な状態というのは、
「(不労で入ってくる)収入」>「支出」
という状態です。
つまり、生活のために出ていくお金よりも、
入ってくるお金の方が多い状態です。
仮に、投資がうまくいっていて、年率5%でお金が入ってくる状態を生み出せたとします。
しかし、5%で運用することができたとしても、元になる資金が1000万円だったら、年間で50万円しか増やせません。
税金を引けばもっと少なくなります。
サラリーマンの年収くらいの不労所得を5%の運用で稼ぎたいのであれば、1億円必要になります。
これで500万円増やすことができ、そこから税金が引かれて、手元に残るのは400万円くらいです。
年収400万円の不労所得で経済的自由になりたいとしたら、支出も年収400万円並みにしなければいけません。
資産が1億円あったとしても、生活スタイルは年収400万円並みということになりますね。
このことを考えなければ、1億円も資産があるんだから贅沢し放題だと感じてしまいがちですが、実際にはあまり贅沢はできないということですね。
それでも、働かなくても生活に必要なお金が入ってくるというのは非常に魅力的です。
もしも、このような経済的自由な状態を目指すのであれば、今のうちから意識して生活費を現在並みかそれ以下に抑えていく必要があるんです。
仮に生活に必要なコストを300万円まで抑えることができれば、稼ぐ必要がある金額もそれだけ少なくなり、経済的自由への道も近づきます。
逆に、稼いだ分だけ贅沢三昧な生活をしていて、いつの間にかその状態が『日常』になってしまうと、経済的自由になるのはかなり厳しくなります。
生活費を抑えて節約することは今からでもスタートできるので、生きていくのに必要なコストをできるだけ抑えていきましょう!
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それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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