お金を使うときに、その支払いが『消費』なのか、『浪費』なのか、それとも『投資』になるのかというところを意識するだけで、かなりお金の無駄遣いを抑えることができます。
今回は、お金の消費・浪費・投資の違いについて考えていきたいと思います。
消費・浪費・投資の違いとは?
それぞれの違いについて早速見ていきましょう!
- 消費:生活していくうえで必要な支出。
⇒家賃・食費・水道光熱費など - 浪費:生活していく上で必ずしも必要ではないムダな支出。
⇒衝動買い、意味のない飲み会、惰性で買っている物やサービスなど - 投資:将来の自分のためになるお金。
⇒勉強やスキルアップなどの自己投資、貯金や投資信託など
このように、『お金が出ていく』という意味では全部同じように感じるかもしれませんが、
どういうものにお金を使っているのかによって、
消費・浪費・投資に分けることができます。
消費・浪費・投資のバランスは7:1:2を目安に!
この消費と浪費と投資のバランスなんですが、
おおよそ7:1:2の割合になるようにしていくと良いと言われています。
どうしても消費の部分は生活に必要なお金なので割合が多くなってしまいがちなので、
まずは浪費を少なくするところから意識してみるといいのかなと思います。
浪費はいわば贅沢費なので、
いっそのことゼロにした方が良いのではないかと思われるかもしれませんが、
浪費の部分をゼロにするとストレスが溜まりすぎてしまいます。
たまにはちょっとだけ自分へのご褒美として、
食べたかったものを食べたり、
欲しかったものを買ってみてもいいと思います。
ただ、毎日のように『自分へのご褒美』を用意しているようなら要注意です!
毎日好きなものを飲んで食べて、
仕事のストレスを高額なショッピングで解消するというような生活を続けていると、いつまでたってもお金が貯まりません…
これまで浪費が多いという自覚がある場合は、
『ちょっとだけ我慢する』
というのを少しずつ積み重ねていきましょう!
消費と浪費はゴチャゴチャになりやすいので要注意!
消費と浪費って、頭で冷静に考えれば分けられるんですが、実際にはゴチャゴチャに混ざってしまうことも多いです。
例えば、『食費』に当たりますよね。
でも、これが外食ばかりだったり、コンビニ弁当ばかりで必要以上にお金をかけてしまうと、『必要な消費』の部分を越えてきてしまいます。
だからといって、自炊すればいいという問題でもありません。
スーパーで特売になっていたものとかを衝動的に買ってしまって、結局その食材を使いきれずに捨ててしまったとすれば、それはムダですよね。
そのため、消費というのは生きていく上で必要なものを必要な分だけ使用するものだという意識を持っておくことも大切です。
ムダとか浪費だと自分自身でも気が付いていない場合もあるので、時々は消費の中身についても整理してみるようにすると、ムダな出費を抑えられるようになります。
投資は若いうちから積極的に!
投資については、少しでも若いうちから始めておくことをオススメします!
投資というと、株式とか投資信託などのような金融商品などをイメージする人が多いかと思いますが、実際にはそれだけではありません。
例えば、副業で稼ぐ方法を学ぶために本を買ってみたり、能力やスキルアップのための勉強につかうお金も投資に当たります。
これらのスキルアップも少しでも若いうちに積み上げていたほうが、年齢を重ねていったときに自分を助けてくれる強力な武器になります。
もちろん、株式や投資信託なども、若いうちに始めておいた方が複利の効果をより大きく受けることができるので、そういう意味でも若いうちに投資を始めることは非常に有効です。
まとめ
以上のように、消費・浪費・投資というのは、『お金を使う』という意味では一緒に考えられがちですが、実際には性質が全く異なります。
特に、浪費に関してはゼロにはしないまでも、ムダな部分をできるだけ取り除いて、できるだけ投資に回していきたいところですね。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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