固定費から家計の見直し!節約の第一歩は決まった支出からスタート!

節約

今回は、家計の見直しをするなら、まずは固定費の削減からというお話をします。

家計を見直すなら、まずは固定費から!変動費との違いは?

そもそもとして、固定費と変動費の違いなんですが、これは決まった支払いがあるかどうかで見分けることができます。

例えば、毎月支払っている家賃や通信費も固定費になりますね。

一方で、食費や電気代などのように、時期によって金額が変動するような支出は変動費といいます。

家計の見直しを、固定費から始める理由は?

節約するとなると、食費や水道光熱費などのような変動費を減らすところから始めてしまいがちなんですが、これって長く続けていくのがメチャクチャきついんです!

例えば、毎日1食抜きで、しかも食事がモヤシ炒めだけ、というような生活だったらどうでしょうか?

確かに、食費を浮かせて節約するという意味では効果がありそうですが、これを365日毎日続けるのってキツいですよね。

ストレスも日に日に溜まっていきますし、毎日これを継続するのには無理があります。

節約は1日だけ頑張ればいいというものではなく、日々の生活の中で継続して行っていく必要があるものなので、変動費だけ節約するというのは実はあまり現実的じゃないんです。

一方で、固定費を1回削減してしまえば、毎月勝手に引き落とされる金額を減らすことができるので、あまりストレスを感じずに継続して節約を続けることができます。

こういう観点から、家計の見直しをする場合は固定費から見直しをするのが定石となる戦略になるんです。

家計で見直しておきたい固定費は?

家計の中で見直しておきたい固定費を順番に見ていきましょう!

毎月のスマホ料金や通信費

まず最初に見直しておきたい固定費は、スマホ料金などの通信費です。

特にもdocomo・au・ソフトバンクといった3大キャリアを使っている場合、かなり通信費が高くなってしまいがちです。

もちろん、これらの3大キャリアの場合、かなりサービスや補償も充実していますし、何かあったときの安心感は大きいです。

とはいえ、現在は様々な通信会社があって、しかも、ある程度のサービスの質は保たれているので、格安SIMの契約をしても普段使いで困ることはまずありません。

そもそも、格安SIMが安いのは、大手キャリアが整備した通信網を利用することができるからなんですよね。

つまり、実際に使っている通信インフラは大手キャリアと何も変わらないので、心配せずに使うことができます。

それでいて、月々の通信量が1000円~2000円程度に抑えられるんです。

3大キャリアの場合、安くても5000円くらいは毎月料金がかかってきてしまうのではないでしょうか?

その点、格安スマホの場合は、半額以下の値段で利用することができるので、長い目で見た時に、大きな節約になります。

まだ格安スマホに切り替えていないという場合は、この機会にぜひ見直しをしておきましょう!

過剰に入りすぎている保険

保険は住宅に次いで人生でかけるお金の金額が高いと言われています。

それだけに重要なものでもあるんですが、一方で保険会社さんの巧みな営業トークによって、ついつい高く支払ってしまいがちな項目でもあるんです。

もちろん、万が一の病気やケガに備えて、医療保険に入っておくというのは大切だと思います。

また、自動車を運転するのなら、万一の事故に備えて任意保険に入っておくことも非常に重要です。

また、自宅に関しては火事による被害が起きてしまった時などの備えとして、火災保険に入っておくことも重要です。
というか、住宅の場合は火災保険に加入することが必須である場合が多いです。

これらの保険は確かに必要なものなんですが、一方で必要のない保険というものも存在します。

例えば、学資保険や個人年金保険などはあまり必要性が高くない保険の代表格です。

これらの保険は手数料が高いというだけではなく、元本割れしてしまうケースも多く、かけた金額の割にあまりリターンが大きくありません。

場合によっては、銀行に預金として預けて置いたり、自分で投資信託などで運用したほうが高い運用益を得られるケースもあります。

保険に関しては、ライフスタイルに合わせながら自分にとって必要な分だけ入っておくようにして、後は色々と加入しすぎないようにすることも大切です。

利用していない月額サービス

料金は払っているけれど、実際にはほとんど使っていない月額サービスはありませんか?

忙しくて通えていないジムや習い事とか、見たいものを見終えた動画配信サービスなどなど…

このように、毎月お金を支払っているものの、実際には利用していないサービスがあるとしたら、これらは浪費でしかありません。

十分に活用していて、自分が満足できているのなら問題ありませんが、利用しきれていないのにお金だけ出ていってしまっているのであれば、早めに解約してしまいましょう。

水道光熱費のプラン

水道光熱費の節約といえば、毎日の少しずつの努力で使用料を少なくすることがイメージしやすいですが、そこまで毎日頑張らなくても十分に節約することは可能です。

特にも、電気料金やガス料金に関しては、自由化が進められてきていて、大手の企業だけではなく、新たに電力やガスの提供を始めた会社が数多くあります。

格安スマホのように、新たに参入してきた企業の方が、安い金額でサービスを提供できることも多いので、これを機会に見直してみることもおすすめです!

また、同じ電力会社やガス会社であったとしても、料金プランを見直して自分の生活に最適化されたプランを選ぶことで安くすることも可能です。

ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、水道光熱費のプラン見直しで安くなった分は、来月から毎月のように節約に貢献してくれるので、ぜひとも早いうちに取り組んでおきたいところですね。

自動車

自動車に関しては、そもそも自分の生活に必要なのかどうかを改めて考えてみる価値が大いにあります。

地方に住んでいてどうしても必要な場合もありますが、都市部に住んでいる場合は、公共交通機関が十分に発達しているので、車がなくても問題なく生活できるケースも多いです。

車は、持っているだけでも税金や車検、駐車場代などの固定費の他、ガソリン代のような変動費がかかってくるなど、かなりお金がかかります。

また、家族で生活している場合は車の台数を見直してみるのも有効です。

1台でも問題なく生活することができるのであれば、2台以上は持たないようにすることも節約にかなり効果的です!

借金

『借金なんてしていない!』

と感じる人も多いかと思いますが、意外と借金は身近な存在だったりします。

例えば、住宅ローンや奨学金、マイカーローンなども残念ながら立派な借金です。

借りたお金に関しては、利息を付けて返済をしなければいけなくなりますが、この利息こそがまさにムダな支出といえます。

少しでも利息を減らすためには、繰り上げ返済を行ったり、よりよい条件でお金を借りられるように借り換えをすることも有効です。

もちろん、繰り上げ返済だけに重きを置いて、貯金を全部手放してしまうと、何かあったときに自分が大変になってしまうので、バランスを見ながら繰り上げ返済していくことが非常に重要です。

番外編:変動費だけど今すぐ気を付けたい支出!

ここまで、固定費を見直すことで効果的に節約することができるというお話をしてきましたが、変動費でも今すぐ見直しておきたい項目があるのでご紹介したいと思います。

意味のない飲み会

惰性で行っているだけであったり、本当は行きたくもないのに付き合いだけで行っている飲み会については、できるだけ出席しなくてもいいように工夫していきましょう。

なかなか断りにくいかもしれませんが、貯金をしたいと決意したのであれば、それだけお金を貯めたいと強く思う理由があるはずです。

私たちにとって、お金は限られた資源であって、好きなだけ使うというわけにはなかなかいきません。

それなのに、本当は行きたくもない飲み会にお金を使ってしまっていると、なかなか思うように貯金を増やしていくことはできなくなってしまいます。

もちろん、飲み会や交際費だって必ずしも浪費とは言い切れません。

そこで出来た人脈が、後々の仕事で生きてくるという場合もあると思います。

そのため、自分にとって有益だとか、あるいはぜひとも行きたいと思えるような集まりであれば積極的に足を運んでもいいと思います。

ただ、本当は行きたくないと感じているとか、行ってもあまり意味がないと思うような飲み会や集まりには無理して参加する必要はありません。

その分のお金は貯金や自己投資に回して、未来の自分のために有意義に使っていきましょう!

食費

生きていく上で、食べることは決して欠かすことはできません。

そのため、食費は浪費ではなく消費として区分されることが一般的なんですが、実は食費も場合によっては浪費になってしまうこともあります。

例えば、私は独身時代に毎日のようにコンビニ弁当ばかり食べ、お酒もけっこう飲んでしまっていました。

コンビニ弁当ではなく、スーパーで買い物をするようにすれば、かなり食費は抑えられたと思いますし、お酒に関しては、きちんと節制できていればムダな出費を相当減らすことができたと今では後悔しているくらいです。

このように、食費は生きていく上で必ず必要になる経費ではありますが、コンビニばかりとか外食ばかりというような場合は、必要以上にお金をかけてしまっている場合もあるので、日常の中でお金を使い過ぎてしまっていないか今一度確認しておきましょう!




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